NHKの特集【睡眠負債が危ない～ちょっと寝不足が命を縮める～】で睡眠負債の恐ろしさについて初めて知った方も多いと思われます。….というか当サイト運営者のシンノスケもまさに、NHKの番組をみて初めて睡眠負債と言う言葉を知ったんです＾＾；
まだ観てない方は、是非NHK見逃し配信を観てください。多少お金がかかりますが、命の危険に比べれば安いものです。
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2017年放送のNHKスペシャル「睡眠負債が危ない～ちょっと寝不足が命を縮める～ 」
●ゲスト ： 優木まおみ 、陣内智則 、尾形貴弘 ●出演 ： 白川修一郎 、井上雄一
がんや認知症など、重大疾病につながる睡眠不足。「十分眠っている」と思っている人でも、実はわずかに足りておらず、リスクを抱えている場合があることが分かってきた。研究者たちは、これを“睡眠負債”と名付け、対策が必要だと指摘している。研究の最前線や予防＆改善の秘策を伝える。
睡眠負債とは
睡眠負債とは、必要な睡眠時間を確保できない毎日が続くことで、睡眠不足が慢性化している状態です。健康と睡眠が密接に関係していると分かった現代であっても、若い人の間では寝不足でも関係ないという風潮があります。
しかし睡眠負債は、負債というだけに今重篤な健康被害が出るものではありません。長年蓄積した睡眠不足は体に大きな負担をかけることになり、加齢とともにその症状が出始めます。
このページでは、近年分かった睡眠不足のリスクと解消法をご紹介していきます。
睡眠不足のリスク…..具体的に
睡眠不足のリスクというと、分かりやすいところでは
●眠気による集中力の低下や疲労蓄積、だるさなどが挙げられます。
ですが睡眠はただ眠って体を休めているだけではありません。
人間は、寝ている間に昼間に受けた細胞のダメージを回復したり修復したり、毒素や老廃物などを排出するデトックスも行っています。
さらに重要なのは、脳の老廃物を排出するという役割です。
脳にはリンパがなく、脳脊髄液という液体が血液に排出しています。
＜＜睡眠不足が慢性かアルツハイマーを発症＞＞
この脳脊髄液は寝ている間しか働かないので、睡眠不足になると脳に老廃物が溜まり、アルツハイマーなどを引き起こすアミロイドβが作り出されてしまうのです。
つまり睡眠不足が慢性化して睡眠負債の状態になると、アルツハイマーを発症するリスクが高くなるのです。
＜＜睡眠不足が慢性化で糖尿病・ガンを発症＞＞
また、睡眠負債は脳だけではなく体の健康も蝕みます。
ある実験では、睡眠時間を1時間減らすと糖尿病やガンを発症する遺伝子が活性化することが分かっています。
疲労も十分に解消されないため、高血圧や動脈硬化のリスクが高まり、心臓病になりやすいという調査結果もあります。
＜＜睡眠不足が慢性化で記憶障害・うつ病を発症＞＞
他にも免疫力の低下や記憶障害、うつ病など挙げたらきりがないほど健康被害のリスクがあるのです。
睡眠負債を解消するには
そんな睡眠負債を解消するには、毎日十分な睡眠を取るのが一番です。
しかし仕事で忙しかったり、家事や育児などで睡眠不足になるのが避けられないという方は、睡眠の質を上げることで睡眠負債を解消してください。
睡眠の質を高めるには
睡眠の質を高めるには、リラックスして副交感神経を優位にした状態で眠るのが効果的です。
そのためには、寝る前の行動が重要になります。ぬるめの湯船に浸かって心身をほぐす、マッサージやストレッチでコリをほぐす、照明を薄暗くする、好きな音楽を聴くなどリラックス出来る状態を作ると睡眠の質が上がります。
ちなみに、寝る前にスマホをいじったりテレビを観たり、お酒を飲みすぎたりすると交感神経が活性化して睡眠の質が低下します。
ちょっとしたことで睡眠の質は向上するので、まずは寝る前の習慣を見直して、睡眠負債解消を心がけていきましょう。
寝る前のスマホいじりを辞める…..これってどんな本にも書いてあることですけど、簡単そうでこれができなくてみんな苦労してますよね＾＾；
しかしも寝る前どころか、朝方3時くらいにふと目覚めて枕もとのスマホをいじってしまう….シンノスケはこれが癖になってます。いかんですよね、これは。
今夜からスマホを枕元から離して寝る…..これしかないですね。将来アルツハイマーになるのだけは、避けたいですからね
＾＾；