睡眠の効果を高めるアロマとは?その効果と香りの選び方

ストレスが溜まっていたり生活習慣が乱れていたりすると、自律神経が乱れて睡眠の質が低下します。

眠りが浅かったり、熟睡していない状態ではきちんと眠れていないため、寝起きがだるく目覚めも悪くなってしまいます。

睡眠の質が低いと日常生活に支障が出ますし、その状態が慢性化すると健康にも害が及ぶかもしれません。

アロマには睡眠の効果を高める働きがあるので、上手に取り入れて睡眠の質を向上させましょう。




アロマとは

アロマとは、植物から抽出されるオイルを使ったヒーリング方法です。香りには種類によってさまざまな効果があり、植物の香りによって気持ちを前向きにさせてくれたり、リラックス状態にしてくれるのです。

嗅覚を通じて感じ取る香りは、自律神経や免疫力をコントロールする視床下部にダイレクトに作用します。

一つのアロマには50から100種類もの成分が含まれていて、これらの成分が視床下部に働きかけて多様な効果を生み出します。

例えば、グレープフルーツなど柑橘系の香りはダイエット効果がありますが、これは香りによって脂肪の燃焼効果が高まるからです。

このように香りを活用することで、体に負担をかけず不調を改善してくれるのがアロマです。

ラベンダーは睡眠導入アロマとしてもっともポピュラー

睡眠に効果があるといわれるアロマは、ラベンダーやカモミール、オレンジ・スイート、フランキンセンスなどが挙げられます。

ラベンダーは睡眠導入アロマとしてもっともポピュラーなアロマです。

ラベンダーに含まれる酢酸リナリルは、交感神経の働きを抑えたり不安を和らげる効果があるので、ストレスや悩みを抱えている方におすすめです。

カモミールはリラックス効果が高いアロマで、不眠症の改善効果が期待できると言われています。

また、イライラを抑えて心を穏やかにしてくれるので、過度のストレスの緩和にも効果的です。

爽やかでほのかな甘味を感じるオレンジ・スイートの香りは、気持ちを前向きにしてくれます。

さらに冷え性の改善や消化機能の活性化などにも働いてくれるので、寝る時の体の状態を快眠できるように整える効果も期待できます。

フランキンセンスは樹脂系の香りで、咳や鼻づまりなど呼吸器系の不調を改善してくれます。

アロマの取り入れ方

アロマの取り入れ方は、睡眠効果があるアロマオイルを精水で希釈して枕にスプレーしてもいいですし、コットンに染み込ませて枕元に置いておくだけでも効果的です。

本格的に楽しみたいという方は、アロマディフューザーを使ってもいいでしょう。

眠りの質を自分で改善するのは大変ですが、香りの効果はすぐに現れるのでぜひ取り入れてみてください。




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