睡眠時無呼吸症候群の患者にとって、どういう向きで寝るのか?
大の字で豪快に寝るのか?横向きで寝るのか?それがとても大事なんですよ。
しかし、そのことを知らない方が物凄くおおいです。だって、家庭でも小さい時から仰向けで寝ることしか子どもに教えませんからね。
この記事で、どういう寝方がSAS患者におすすめなのか詳しく教えます。
SAS患者にとって寝方は、もの凄く大事な問題ですよ♪
横向き寝がSAS患者にオススメだという事実
睡眠時無呼吸症候群患者(SAS)に、向いている寝方はズバリ横向き寝です。
なぜか?
それは、横向きで寝ると口の中の舌が下がって気道の入り口付近を塞いでしまうことを防げるということです。
たったそれだけでも、いびき酷い方は、試してみる価値がありますよ。いびきがひどい方は、今夜から横向き寝で寝てみてくだい。
なぜ大の字、仰向け寝がダメか言うと、重力で舌が落ちて気道がふさがってしまうのです。
本当は仰向けで寝ると血液の循環がよくなるんです。だけど気道が塞がってしまうのでは、仰向け寝はダメなんですね。
横むき寝は、左側・右側どっちがいいの?
当ブログ運営者の無呼吸店長シンノスケは普段右を下にしての横向き寝で寝ていますが、右・左どちらが良いのでしょうか?
一般的には、貧血気味で血流のよくない方は、心臓がある左側を下にして寝るのがおすすめです。
しかし!ひとつ知っておかないといけない、大事なことがあります。それは、夜間に寝ている間は、必ず人は、寝返りをうつのです。寝返りをうたないと言うのは、かなり不自然なことです。
人は、寝返りをうつことで血液の流れの不自然さを解消しているのです。どうしても横向き寝で寝ていると、特定の部分に体重がかかって、そこが血液の流れが悪くなります。
ですから人は一晩に10回以上寝返りをうって、血液の流れを調整しているのです。
ですから右側を下にしての横向き寝で、朝までずっとそのままで寝ることはかなり体にとっては、よくない不自然なことなんです。寝たきりのご老人が床ズレで身体に内出血のようなアザができますよね。あれは、自然に寝返りがうてないからなんです。
寝るときは、「右を下にして横向き寝で寝たのに朝起きたら左側を下にして横向き寝で寝が覚めたとか、よくあることです。
それでいいのです。無呼吸店長:シンノスケは、左を下に、右を下に左右の横向き寝を繰り返しています。
ましてやCPAPを装着して寝ているので、左右に寝返りをうつたびにCPAPの長いホースが首にまとわりついて、うっとうしくて眠りが浅くなってしまいがちなんですよね。
それでもホースを動かしながら、毎晩左右に寝返りをうって、
極力仰向けで寝ないように努力しています。
悪い寝方の実例
<<ヒジを枕にして横向き寝で寝る>>
・腕が痺れて血液循環が悪くなっって、最悪痺れてしまいます。
・口呼吸で寝るのは健康にとても弊害があります。
例えば、寝ている間に口からウィルスがはいりやすくなり風邪とか引きやすくなります。
事実シンノスケは、睡眠時無呼吸症候群だと気が付かない時に、口呼吸をしていて妙に風邪を引きやすく内科によく通うようになっていました。それも風邪ということでなく、なんかわからないが、ウィルス性の風邪に似たような症状で微熱がて、身体がだるくなるような病気です。
・口を開けて寝ると、当然口の中が乾いて唾液の分泌が減少します。それによって口の中で細菌が発生しやすく、朝起きたら下水のような嫌な口臭が発生します。なにより口の中が乾いて
虫歯になりやすいです。
いくら毎日必死で歯磨きしても虫歯になりやすい方は、自分が口呼吸をしていないか?を周りの方に確認した方が良いですよ。
・枕が高いと当然ですが気道が塞がれやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の患者にとっては、枕選びはとても大事です。
SAS患者にとって枕選びで劇的に睡眠の質が変わりますよ♪
SAS患者にとって寝方は、もの凄く大事な問題ですよ♪
・まるで中世のお姫様のように、あお向け寝で胸の上でお行儀よく両手を組んで寝る方がおられますが、あれは実は、交感神経が刺激されやすくなり、眠りが浅くなってしまい注意が必要です。
・これは、胸部が圧迫されるのでおススメしませんが、SASの方は、うつ伏せで寝ると気道がふさがりにくくてうつぶせ寝で寝ている方がおられるようです。
しかしCPAPをつけてうつぶせで寝るとか とて難しくシンノスケは、うつ伏せ寝は、おすすめしません。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群患者(SAS)の方に、向いているオススメの寝方は、横向き寝です。
できれば右側を下にして横向き寝で寝るのがベストですが、貧血気味の方は左側を下にしての横向き寝をおすすめします。
どちらにしても、就寝中に寝返りを打ち増すので、睡眠無呼症候群患者の方にとって、寝返りをうちやすい寝具(敷布団・マットレ)・寝返りをうちやすい自分にあった高さの枕選びが、非常に大切だ!ということになります。
睡眠時無呼吸症候群の患者にとって、寝返りのうちやすい寝具選びが、その後の人生を変える!…とまで言い切っていいと思います。