実は本当に睡眠時無呼吸症候群になりやすい仕事ってあるんですよ。
世間では、働き盛りの中高年男性で特に小太り・肥満体型の男性がSAS(睡眠時無呼吸症候群)になりやすいと言われていますが……
ハッキリ言いますと睡眠時無呼吸症候群になりやすい仕事というのが、実はあるようなんです。
睡眠時無呼吸症候群になりやすい仕事って何?
SASになりやすい職種とは、看護士・お医者様・警察官・消防士・工場労働者・コンビニスタッフ・職業運転手さん・深夜のタクシー業務の方・深夜レンタルビデオ店スタッフetc….
特に睡眠時無呼吸症候群の発症の可能性が高いのは、例えば
バス・トラック・鉄道・飛行機・船舶・タクシーなどの職業運転手さんです。
どうしても座って運転することが多くて、肥満傾向になりやすいですし、シフト勤務・交代勤務が多くなりがちですからね。
上記の仕事に共通する勤務形態としては、深夜に勤務している方・朝晩や遅番など交代勤務をしている方・不規則な勤務をしている方がSAS発症のリスクが高いようです。
このブログ運営者は交代勤務の小売店に勤務
実際のところ、このブログ運営者の『無呼吸店長:シンノスケ』が勤めていたのは、午前10:00~深夜24:00までの小売店でした。店長やってたのですが….
●朝番9:00~18:00
●中番14:00~22:00
●遅番16:00~24:00
とかで分けてはいましたが、慢性人員不足を店長がカバーして、いつも12時間勤務とか当たり前、
休日出勤も当たり前、一番しんどかったのは、前日遅番で24:00まで営業して金庫のチェックが終わり午前2:00頃に店舗を出て帰り、翌朝8:30分から朝番として、出勤すること。
これを10年くらい続けたら、そりゃ誰でも身体を壊しますよね。過労死しなかったのは、ラッキーでした。別に会社を恨んではいません。自己管理が出来てなかった自分が悪いのです。
で、とにかく声を大に出していいたいのは、
深夜勤務や不規則な交代業務で入眠する時間が、一定でない仕事をされている方は、
イビキや不眠などの自覚症状があるナシ関係なく、定期的に『睡眠時無呼吸症候群』の検査を睡眠外来などの専門病院で定期的に受けることを強くオススメいたします。
でないと、『無呼吸店長:シンノスケ』のように睡眠時無呼吸症候群の自覚がなくて、原因もわからずに、逃げるように会社を辞める事になってしまいますよ。
睡眠時無呼吸症候群と交通事故歴
実は、見落とせない事実があります。過去5年間に接触事故・追突事故・居眠り運転などで交通事故を起こした方の約13%ほどが過去に重症の睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さんだったと言われています。
こういう内容は、あまりマスコミが詳しく報道しないので、世間には伝わっていませんが、睡眠時無呼吸症候群による交通事故というのは、私たちのスグ身近に起きているのです。
40代・50代の小太り・肥満の男性で、家族・会社の同僚・友達で最近妙に仕事中に生あくびをしてボーっとしていて、集中力が無くなっている方がいたら、
一度 病院で睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けてみることをおススメしてあげてください。重大な事故が起きてからでは、遅いですからね。
まとめ
夜勤・交代勤務・職業運転手の皆さんは、睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高い非常に過酷な勤務をして頂いているわけですが、
最近は、SASについて理解ある会社も増えてきて、社内の決まりで定期的に睡眠時無呼吸症候群の検査を病院で受診されている会社も増えましたね。
夜勤・交代勤務のある仕事に就くときは、睡眠時無呼吸症候群の事を充分理解しておきましょう。