睡眠時無呼吸症候群は太った中高年男性や閉経後の女性だけがなると、思っていませんか?
実は、生まれたばかりの新生児や乳幼児・小・中学生も睡眠時無呼吸症候群になる可能性があるのです。そこのところを詳しく教えます。
子供の睡眠時無呼吸症候群 発症の原因
最近 子供の肥満が増えていることをを貴女もご存知だと思いますが実は小中学校の生徒に肥満に伴う睡眠時無呼吸症候群が増えています。
睡眠時無呼吸症候群は、肥満により首の周りに脂肪がついて、
気道が狭まって発症しますので、大人も子供も関係なく、肥満になると発症しやすくなるのです。
また3歳児〜6歳児の場合は、原因として扁桃腺の肥大やアデノイドがあげられます。その場合は、太っている子供より、痩せ型の子供に多いのでちょと厄介です。
子供の睡眠時無呼吸症候群 症状
子供は、大人に比べると日中の自分の眠気をうまくコントロールしたり、不調を大人に訴えることができません。
そして子供は余計イライラしたり、落ち着きの無い不機嫌な行動をとったりします。このような行動を周りの大人が、もしかしたら何かの病気ではないか?と子供の人格を尊重しながら、真摯に向き合ってあげてください。
●貴女のお子さんは、眠る時に口を開けて寝ていませんか?
●貴女のお子さんは、下あごが小さくありませんか?
●貴女のお子さんは、出っ歯など、歯のかみ合わせが悪くは、ありませんか?
●貴女のお子さんは、舌が意外に大きくありませんか?
●貴女のお子さんは、扁桃腺が肥大しては いませんか?
●貴女のお子さんは、かなり肥満ではありませんか?
●貴女のお子さんは、夜大きくイビキをかいていませんか?
以上の項目で何か、該当する事がありましたら睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
早い段階で、周りの大人が子供の睡眠時無呼吸症候群に気づいてあげないと、子供の人格形成や健康状態に大きく影響する可能性が大です。
後から後悔するより、早い段階で医師に相談してみましょう。
子供の不登校の原因は睡眠時無呼吸症候群
子供の不登校や引き篭もりの原因が、小児睡眠時無呼吸症候群が多いと言われて、貴女はびっくりしたと思いますが、無呼吸のため自然な睡眠のリズムが崩れてしまい、昼夜が逆転してしまいます。
その結果、子供は学校に行けなくなり不登校や、学校に行っても集中力がなく、自然に学力が低下してきて、虐めにあってしまい引き篭もってしまうのです。
ひきこもり・不登校の原因として、睡眠時無呼吸症候群が
原因の可能性があるという事を知っている親がいったいどれだけいるでしょうか?
こういう事例をもっとマスコミがもっと報道すれば良いのですが、芸能人や政治家のちょっとした言動を切り取って揚げ足取りばかりするマスコミには、本当にウンザリですね。
今のテレビ番組って、ほんとオカシイですよね。正直ニュースでも報じられ方が、偏向してて信用できませんね^^;
おっと、話が脱線しましたが、小児睡眠時無呼吸症候群では、慢性的な低酸素血症にともなって『発達障害』や『発育障害』になってしまう可能性もあるのです。
子供の睡眠時無呼吸症候群に気ずかずに重症にいたった場合は、寝ている時に分泌する成長ホルモンの不足により、低身長になったり、肥満になったりします。
また抗利尿ホルモンがあまり分泌されずに夜尿症になったり、鳩胸や軽い難聴が引き起こされることさえあります。
昔から『寝る子は育つ』と、言う言葉がありますが、それは寝ている間に成長ホルモンが分泌されるという科学的根拠があったんですね。昔の先人は、凄いな。
このように子供の睡眠時無呼吸症候群というのは子供の正常な成長に大きく影響します。
子供の生活を両親だけでなく、学校や周りの大人たちが行動がおかしい子供をただしかりつけるだけでなく、何か病気の前兆ではないか?としっかり見守ってあげることが、とても大事ですね。
まとめ
子供の睡眠時無呼吸症候群が原因で、発達障害・発育障害が起こり、それが不登校や引き篭もりにつながることを、貴女だけでなく、周りの親達に伝えてください。
子供が朝なかなか起きれなくて、学校へいつも遅刻したり不登校になっていませんか?
それは もしかしたら睡眠時無呼吸症候群からくる身体の不調が原因かもれません。
早めに お近くの耳鼻科・呼吸器科・睡眠外来の医師に相談してお子さんを睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けさせてあげてください。
貴女のお子様の将来に、重大な影響を及ぼす可能性のある、恐ろしい睡眠時無呼吸症候群なのです。