メタボリックシンドロームや生活習慣病、スマホ依存症など現代社会特有の症状に悩んでいる人はどんどん増えています。
その中でも、今や10人に1人という多くの現代人が悩んでいると言われているのが不眠症です。ただし、不眠症という言葉はよく耳にしますが、詳しい症状や原因は分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは生活習慣病のリスクファクターともなる不眠症について掘り下げていきます。
不眠症は4つのタイプに分けられる
不眠症は、ただ眠れないだけと思う方は少なくないようですが、実はもっといろいろな症状があるのです。
不眠症とは眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い、早朝に目が覚める、眠りを維持できないなどさまざまな睡眠障害が1ヶ月以上続く症状のことをいいます。
また、このように違う症状があるので、不眠症は4つのタイプに分けられます。
ちなみに、タイプが分かれているとしても、どれか1つの症状しか出ないということではありません。人によっては複数の症状が重複して発症することもあります。
不眠症の原因は?
不眠症の原因というのもいろいろ挙げられますが、主にストレス性要因と生活習慣要因、環境要因と身体要因に分けられます。
ストレス性要因
ストレス性要因だと、仕事や学校、人間関係などでストレスが溜まることで、交感神経が活性化してしまい寝つきが悪くなります。
生活習慣要因
生活習慣要因は、アルコールの過剰摂取や喫煙、薬の副作用や運動不足などが原因で眠りが浅くなります。環境要因というのは、枕や寝具の寝心地や明るさ、騒音などによって眠りが妨げられることで起こります。
身体要因
身体要因は主に加齢が原因で、頻尿や身体の痛み、原因不明のかゆみなど眠りが邪魔されるため不眠になると言われています。
環境要因以外を見ると分かるように、不眠症は精神もしくは身体の不調によって発症するのです。
つまり、不眠症とは身体が発しているSOSとも言えるのですね。
不眠症になったからといって、すぐに身体に害が起こるわけではありません。
それでも、睡眠は体を修復するための時間ですから、それがきちんと取れていなければいつか健康に害を及ぼします。
ですので少しでも不眠症の疑いがある方は、放置せずにしっかり対策を行って解消していきましょう。
睡眠が変わると、人生変わりますよ!!