CPAP 感想をぶっちゃけ書きます。
このブログを運営している『シンノスケ 59歳』は、ResMedのCPAPを耳鼻科医師の下で1年、睡眠外来の専門医の指導の元で約4年….計5年ほど利用しています。
目次
CPAPを5年間使った素直な感想
CPAP(シーパップ)ありがとう♪ResMedのCPAPを利用したおかげで、自分の人生を取り戻した♪….と言うのが5年間使用した素直な感想です^^
今の睡眠外来の専門医師に診断を受けたのが平成25年11月…….それから現在まで、約5年間 ResMedのCPAPを利用しています。
CPAPは、ちゃんと鼻に会う部品と風圧さえ会えば案外楽に眠れます。そしてその効果は、劇的にあります♪
なんせ、一時間にAHI:28.4が CPAPを利用するとAHI:0.9に激減するんです♪
要は一時間に28.4回呼吸が止まっていたのが、なんと一時間に0.9回まで減るんですから、いくら毎月5000円ほど費用がかかって、毎月 通院の必要があるといっても、CPAPを利用しないなんて考えられません!
夜寝ている間の無呼吸回数が激減する!ということは、脳に酸素が供給されて、朝起きたときに、今までよりかなりスッキリ起きられて、日中の眠気もおさまり、仕事に集中できるようになりました。
CPAP使用の注意点
●上記でも少し触れましたが、CPAP装置を利用する時に、とくに注意しないといけない事は、無呼吸時に自動的に鼻に空気を送り込む風圧です。
この風圧が強過ぎると、鼻からガーがー空気が漏れて、目が覚めて眠れないのです。自分でやらずに医師の方にデータを見た上で細かに調整していただくのが一番いいです。
シンノスケが、重度の睡眠時無呼吸症候群と判明した時は、耳鼻科の若い医師にかかっていたのですが、この医師は患者の目線でものを考える事が、できない方で、
シンノスケが通院したときに、鼻から空気が漏れる、また寝ていて口を開けると鼻から強く空気が送り込まれて、口から空気がガンガン外に漏れだして、ノドがヒリヒリするほど痛くなる
….と訴えても、その医師は『CPAPを利用する時に、最初にメーカーから説明を受けたでしょ。』と取り合ってくれずに、
ノドが痛くてCPAPをつけずに寝た回数が多いと、患者に対して
CPAPをつけないとイカン!…と怒ってくるのです^^;
結局『シンノスケ』は、平成24年から1年間 その若い医師経営の耳鼻科経由でCPAPを利用し、ある日、その耳鼻科医師の言動に我慢ならず 口論のすえその病院をやめました 笑。
で、次に行きつけの内科の先生に紹介していただいたのが、今通ってる睡眠外来専門の病院です。そこの睡眠専門の医師は、患者目線で相談にのってくれる素晴らしい医師でした。その医師のおかげで、今はCPAPを快適に利用できて、AHI(無呼吸回数)が激減し、快適な人生を取り戻しました。
59歳のこれからの人生においてCPAPを利用しないなんて、もう『シンノスケ』には、考えられないです。CPAPありがとう♪
ResMedのCPAPを人生の相棒としている
『無呼吸店長:シンノスケ』なんです。
それでは、下記で ある日の睡眠時無呼吸症候群 患者(重症)のCPAP 治療レポートを御紹介します。これからCPAP利用を考えていて、具体的にどれくらい無呼吸の回数などが減少するのか?
CPAPの効果を具体的に知りたい方には、とても参考になると思います。
CPAP(ResMed)治療レポートは、2枚あります
これが2017年 初春ころのResMed CPAP治療レポートです。2部綴りになっています。
一枚目は、『コンプライアンス レポート』という名称で、上から
●試用期間
●AirSense 10 Respond W
●治療
….の項目睡眠に分かれています。外来の専門医が一番重要視して、『シンノスケ』に毎回わかりやすく説明して頂いているのは、この1枚目のレポートです。
レポートで医師が一番重要視している項目は?
毎回 睡眠外来へ出向いて、お医者様にCPAPデータをチェックしてもらう時に、コンプライアンス・レポートの中で医師が一番 重要視して見ているところは、1枚目レポートのAHIの数値と、使用日数に対する平均使用時間のところです。
今回は、シンノスケの2ヶ月間のCPAPデータでは、このレポートによると使用日数に対する平均使用時間は、7時間57分(シンノスケは、この睡眠外来に2ヶ月に一回通院しています)
上記の平均使用時間7時間57分というのは、一日平均7時間57分くらいCPAPを利用している…という事ですので、なかなかイイ数字ですね。
一言で言えば、この60日間 一日平均7時間57分CPAPを付けて眠れている…という事なんです。
一応補足すると、CPAPを付けて寝てもその時間に熟睡できているか?と問われれば、まあ そうでもないんです^^;そこは、人によりけりで、CPAPを頭部につけると気になって逆に眠りにくい方も居るかもしれません…..
そして睡眠外来の専門医が最重要として注目している項目がレポートの中のAHIの数値です。いつも『シンノスケ』にCPAPレポート内容を説明してくれる時に、ボールペンでAHI数値に○印を入れてくれます♪
今回は、上記『シンノスケ』の2ヶ月間のCPAPデータではAHIの数値は、0.9になっています。これ!!このAHIが最重要なんですよ!
では、ここでResMed CPAPレポートを見る上で重要な用語を御紹介いたします。
AIとは?
AIとは、無呼吸指数の事です。睡眠時無呼吸症候群での無呼吸というのは『10秒以上 呼吸が止まる状態のこと』を言います。
この10秒以上 無呼吸になる状態が1時間に何回起きるかを指数としてあらわしたのが、AI(無呼吸指数)なのです。
HIとは?
HIとは 低呼吸指数の事です。低呼吸指数とは、1時間内の呼吸が50%以下に低下してしまう回数を指数で表したもの。
低呼吸とは、無呼吸まではなってないけど弱い呼吸で、もう少しで呼吸がとまりそうな状態の事なんです。
AHIとは?
上記でも説明したように、AI(無呼吸指数)とHI(低呼吸指数)が1時間あたりに起きた合計の回数をAHIと言います
AHI=AI+HI
この時のコンプライアンスレポートによると、『シンノスケ』の60日間のデータでは、
HI:0.1
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断基準として一番大事な数値、
AHIは、0.8+0.1=0.9になります
結果 この60日間で『シンノスケ』は、一晩に平均0.9回しか
無呼吸状態には、なっていないのです^^
この結果より、睡眠外来の医師は『シンノスケ』の前にこのコンプライアンス・レポートを広げて平均使用時間は、7時間57分、
そしてAHIは、0.9……とボールペンで○印をつけながら、『よく眠れていますね♪』…とニコっとして話しかけてくれるのです。^^
いや~ そのニコッとして時の柔らかな お医者様のお顔に患者はどれだけ救われることか
数値の意味とか、あんまり分からなくてもいいんです。ニコッとされるだけで、そんなに悪くはないんだな…って伝わります。
先生いつもありがとうございます^^最初にかかった耳鼻科の若い医者に比べたら月とスッポンくらいの、医師としての人格の高さが伺いしれます。大感謝♪
AHIが5回以上が眠時無呼吸症候群(SAS)と診断
AHIが、一時間に5回以上、もしくは一晩(7時間以上)に30回以上発生する場合を睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されます。
●AHIが、1時間に5回~15回未満を『軽症』
●AHIが、1時間に15回以上~30回未満を『中等症』
●AHIが、1時間に30回以上ある場合を『重症』
ちなみに『シンノスケ』は、一番最初に検査した時は、AHIが28.4….つまり1時間に28.4回息が止まっていて、重度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されました。
厳密に言えば、AHI28.4なら、限りなく重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)なのです。
CPAP 感想 まとめ
CPAPを5年間つけて寝てきた感想をまとめます
●CPAPをつけて、ある程度快適に眠れるかどうか?は、風圧の調整が適切かどうかです。
●CPAPの風圧を適切に調整するには、一回くらいメーカーに教えて貰ったくらいでは、自力で調整するのは、難しいです。
医師に睡眠のデータを見てもらった上で、直接調整してもらいましょう。
●CPAP療法が成功するかどうか?患者目線のキチンとした医師に対応してもらえるかどうか?にかかっています。是非 専門の睡眠外来にかかりましょう!
●CPAPの空気送り込みの風圧が適度に調整できても、長ホースをつけて寝るので、当然 眠りが浅くなりがちです。それは、もう慣れというか、仕方がない事です。
シンノスケが見つけた、CPAPをつけての快眠方法は、横向き寝です。CPAPをつけた上で、横向き寝で寝ます。これで大分楽になりました。しかし、CPAPのホースをつけての横向き寝は、なかなか慣れないと思いますし、当然 寝返りもうちます。
CPAPをつけて、自然に寝返りをうつには、当然寝返りのうちやすいマットレスや、横向き寝専用枕を使うのが望ましいです。
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CPAP装置付けて寝ることに馴れるまでは、少し時間がかかるかもしれませんが、無呼吸回数が激減して、驚くほど昼間のパフォーマンスが改善します♪ ビックリしますよ^^